衣小合わせ+美打ち

5月28日(水)

衣小合わせ。

始発で日活に行き、前日に間に合わなかった靴出し。
何とか終了し、午前7時過ぎ、上司である装飾担当さんと日活出発。

世田谷通り~多摩堤通り~中原街道~旧中原街道

そして、衣小合わせの会場である五反田の会社へ。

持道具として初めての衣小合わせ。
ボテ10個ほどを運び込む。Vシネで、こんなにあるとは・・・と言われる。
心配で、色々と持ってきた結果なのだけれども・・・

監督、編集(助監督チーフ代行)、撮影、衣裳、メイクさん達に挨拶。
監督は、今作の主演俳優でもあり、プロデューサーでもある。
Vシネ!って感じの、やんちゃな方向な人である。
だけど、付き合い方次第では、頼りになる面白い人という感じもするな。
こういう人は、意外と仲良くなりたくなってしまうような、そういう人だ。

さて、衣小合わせスタート。
最初は、ゲッツで有名な俳優さん。指のサイズなどを測る。

とにかく、どんな衣裳で来るのか分からないということがどんな事か分かった。
これは、一種の勝負だ。こっちが予想していったイメージの靴達と、
監督、衣裳部さんが考えているものが一致するかどうか。
もし、一致しなければ、こっちの負けだし、一致すれば勝ち!って気分になる。

「これで行こうと思うですが、どうでしょう?」「いいんじゃない」
これが一番嬉しいね。
衣裳部さんが衣裳を手にした瞬間、その衣裳を見て、「これだ!」ってなる。
その瞬間の、瞬発力がとにかく重要だ。そして、どれだけイメージして準備していけるか。色々なパターンを持っていくプラス、自分の頭のカタログの中に、その衣裳に合う靴やアクセサリーのパターンが入っているかどうか。

今回は、この考えでいくと、負けが多かった。
あと、アクセサリーが別番組に取られて、ほとんど無かったのも痛かった。
だから、イメージだけ聞いて、準備するというものがほとんど。
まあしょうがない。でも、持道具の人は本当にすごいと心から思った。
やっぱり、別部署の事はやってみないと分からないものだ。絶対に。
外から見ていて、分かる部分もたくさんあるけど、実際その立場になると、全然違う難しい事が見えてくる。
百聞は一見にしかずと言うけど、『百見は一行にしかず』が本当だと思うな。
百回見るより、一回行ったほうが分かる!


さて、そんなこんなで、衣小合わせの段階で助監督が1人も合流せず。
なので、制作会社の社員の人で、スケジュールと編集を担当する方が、
助監督代行として準備段階を進めている。

その人が一番危惧していた原稿。それが、「HP」画面だ。
えっ?、簡単のなら作れるなぁ~と思い、作っていたらOKが出たね。
あとは、多少作り込んでくれればいいよ~って感じで。
そうかそうかと。たぶんこれで、美術予算をだいぶ削減したはずだ。
とにかく今回は、「お金をかけるな!」って美術Pから言われてるからね。
これで、とりあえずは、持道具購入費で足が出ても、大目に見られる?かな。

そうこうしているうちに、衣小合わせ終了。
9時30分~20時00分。長い一日だった。

その後、日活に戻り、装飾さんと衣小合わせ結果をまとめ、解散。
装飾さんは午後から、別行動だった為、色々と報告する。

そして、日活~西調布までは、装飾会社車に乗って、
西調布から家まで電車。
最近はこのパターンが定着。自由に使える軽トラがあるのでね。
買い物とか、軽トラ飛ばして狛江まで~とか、京阪まで~とかね。
あるある。

家に戻り、ビール飲み、爆睡。




5月29日(木)

午前10時集合、美打ち。
代々木八幡にあるスタッフルーム会社で。
色々と細かい指定が出る。
どうやら監督は、警察事情に精通しているようだ。
その為、警察道具などに大いなるこだわりがあるようで・・・。

うむ・・・準備しなきゃ。。。


美打ち終了後、日活に戻り、昨日の衣小合わせで足りなかった靴などを出す。
日活倉庫から出す、出す、出す。とにかく出す。

その後、多少の作業(ボテ整理など)をして、解散。


家に戻り、ビールを飲みつつ。。。爆睡。



5月30日(金)

午前10時過ぎ、某所の某学校である小道具をお借りする。
ここはとても協力的。「何か困った事あったら言ってねー」って。
涙が出そうだ。タダで貸してくれたし。入れ歯。
記念品の本を渡したけどね。喜んでくれてたなぁ~。
よかったよかった。 ある監督の家の近くですよ、この学校。
俺の秘密の物件。

その後日活。
倉庫から、小物達をいっぱい出す。
小物達。小物達。達。達。達。。。。

気付けば閉店の時間だぁ。

その後、装飾会社の倉庫から出す。出す。出す。
気付けば、22時だぁ。

帰ります。


ビール飲んで、寝ます。


目をつぶれば、終わりそうな現場だと思う、世田谷23時22分。
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by genn1224 | 2008-05-30 23:22 | 日記