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東京フレンズ

6月17日(金)

眠たい一日。なんとかやりのける。
その後、家に帰り、爆睡。

そして、友達に借りていた「東京フレンズ」(永山耕三監督/大塚愛主演)を見る。
1話&2話を見終わった。
理想的な話、理想的なロケ地、現実的な生活感を排除して、
こんな生活いいな~って思わせる生活感をしっかり構築している。
ファンタジーっていうか、そんな感じ。
永山監督作品(フジテレビドラマ)は、だいたいそんな感じかな。
最近、こんな作品が見たい!見たい!と思ってたところなので、ジャストミートした。
どうやって作るのか分からないけど、出演者キャラが全員、善である気がする。
完全な悪がいない。一応、英太演じる男が悪とされているような気もするが、
甘っちょろい悪だ。根っからの悪、観客がイライラするようなキャラはいない。
全員が「良い奴」なのだ。
それがいいのかどうかは分からないけど、この作品においては、OKだ。

本当にすばらしい作品、芸術的な作品っていうのはそういうものではなく、
人間の汚い部分を見せる。最近は、そういうものが少ないのかな・・・。
全員がどこかで、「善」であることが多いのだ。

で、俺も、たぶんそっち派である。
いろんな映画を見たり、文学的な事をしっかり理解している人にとっては、
甘っちょろいだけで終わってしまうような作品群。
今の日本では、そういうものが受けるようだ。
ただ、悪を抜いてしまっては物語は成立しないわけで、
英太のような、根は悪だけどってやつは絶対に必要。

でも、なんというか、分かりやすいっていうか・・・ねぇ?
なんか・・・。

でも、俺はこういう作品が好きだな~って思った。
作ってみたいけど、同じの作っても意味がない。
だから、こういう作品が好きなのかも知れないって分かったことで、
それと、昔からの名作などを組み合わせ、いろんなのを組み合わせて、
自分流を作ってみたいね。カット割りだけにこだわらない、
何かを自分の作品の雰囲気として出せたら、どれだけ幸せだろう。
でも、その作品を見てしまったら、今度はまた不幸になるのかな。。。なんてね。

by genn1224 | 2005-06-18 05:28 | 日記