人気ブログランキング | 話題のタグを見る

映画をやっと見れた&東京フレンズ見終わり!

6月21日(火)

ゆっくりした一日でした。

「晩春」(小津安二郎監督)
小津監督のベースと言われる作品らしい。
たしかに、代表作(有名作)の「東京物語」や「秋刀魚の味」に似ている所もあった。
なにより、やり取りでおもしろい所が数カ所あった。
また、東京~や秋刀魚~に比べて、明るい雰囲気のある作品。
前向きな感じがある。でも、ただ前向きというわけではなく、その中には、
父を大切にする気持ち、娘を想う気持ちが、描かれていて見応えがある。


6月22日(水)

昨日、晩春を深夜に見たので、一日眠かった。
夜更かしはだめだなー。今日は27時までには寝ようと思っている。
ちなみに、今さっきまで、TSUTAYAにいて、ビデオを借りてきた。
「鮫肌男と桃尻女」(石井克人)と「セブンス アニバーサリー」(行定勲)。

「東京原発」(山川元監督)
非常~に、訴えていた作品。
全体の半分以上が「東京都庁特別会議室」で進展するのだが、飽きることなく見れる。
これは、演出や脚本の力、編集のテンポなどもあるのだろうが、
「役者さんの力」というものが大きいように思った。役所広司さんや平田満さん、岸部一徳さんなど、
演技力があるベテラン陣が多数出演(主演は役所さん)していたので、コメディタッチな演技も、
おとぼけな演技も、真面目な演技も、テンポよくメリハリがあって見やすい。
まあ、「金融腐食列島シリーズ」のような臭いもしつつ、でもおとぼけなキャラで見やすくなってるかな。

そして・・・
「東京フレンズ」(永山耕三監督)ね。やっと見終わりました。
ストーリーは、まあよくある青春群像劇(フジテレビ風味)だった。
ラストは、わざと見せていないのか、何か狙いがあるのか。
狙いがあるとしたら、「描くと安くなる」とか、その先は視聴者に任せるなどか?
まあ、ストーリーというか、全体的に期待していなかったのだが、
「青春群像劇」の雰囲気として、結構良いものがあった。
一人一人のキャラや、友情関係などが、俺の描く理想で展開していってくれて、見ていて清々しい。
もしかしたら、「青春・友情群像劇」みたいなものが、俺は好きなのかも知れないと思わせてくれた。
メイキングとかも、涙しそうなくらい、うらやましかったりして・・・。
演技とかね、カット割りとか、言いたい事は山ほどありますが、
この作品に関しては、「青春」を感じる作品として、マイベストに入る。
買おっかなー。1万。高いが・・・。
永山監督は、なぜ、あれほど青春を描くのがうまいのか。
ただ、意味の無い見にくいカットなどは、いらなかったかな。
「理想の街・東京」を描くのに必要だったのかのもしれないけど、
カフェで涼子と敬太郎が話す所はひどかったように思う。

by genn1224 | 2005-06-23 01:38 | 日記