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4日目、5日目(祝・クランクアップ!)、ワークテープ

7月1日(土)

撮影4日目。最大の山場である。
結果は、「撮りきれなかった」という、最悪の結果に。
内容も散々だ。判断する事に自信が無くなっていく…。
どうやら、判断材料とするべきものを、おろそかにしていたようだ。


7月2日(日)

撮休。ゆっくりする。


7月3日(月)

撮影5日目。とうとう撮影最終日である。
この日は、1日に撮りきれなかったシーンをやって、その後多摩川にてロケ。
そして、学院の教室を使ってSF研究会という部室のシーン。
最後に、ナイトシーンを学院前にて撮影するというメニュー。

撮りきれなかったシーンは、人数がたくさん出てきて、混乱してしまった。
今回の作品は、学校を舞台にしているため、登場人物が多い。
メインキャラクターだけで6人。そして、エキストラが10人前後いる。
エキストラは、助監督さん達が演出してくれるので良いのだが、
メインはもちろん監督が演出する。一つのシーンに6人のキャラクターが出てくると、
どういう感情で居るのか、考えていて混乱する。他のシーンとのつながりなどもあるし。
読み込みが足りなかったのだろうけども、何人も出てくると混乱してしまった。ダメだ・・・。

多摩川ロケ。なんとか終わる。目線の位置などで多少の問題もあったけどね。

SF研究会シーン。比較的さっぱり終わる。
でも、人の配置に問題があるかもしれないという事を言われた。
色々考えた結果、「家族ゲーム」という映画のように、隣同士に座らせた。
この作品は、そういった位置関係が多かったように思う。何でだろう?
なんか、今回は「芝居を大事にやっていこう」という考えでやっていたのだが、
それが裏目?に出たのか、表情が見える位置、見える位置に配置してしまったのかもしれない。「芝居を大事に、分かりやすく作る」ということは、とても難しい事だ。

ナイトシーンはかなり楽ちん。2カットだし、内容的にも楽だ。
夜風も良い感じで、気持ちの良い撮影だった。
最後のカットを言う前に、5日間がフラッシュバックした。大変な撮影だったなー。

今回は、作品の内容というより、自分の力不足が明確になった撮影だった。
「分かりやすく、芝居を大事に」と考えた所で、それは安易にカットを割れば良いわけでもなく、
脚本に書いてある事をそのまま撮ればいいわけでもない。
脚本をしっかりと読み込んで、その物語を提示した時にスッと観客の気持ちに入っていけるように撮る・・・。難しいなぁ。でも、難しく考え過ぎるのもダメみたいだ。経験なのかな。

とにかく今回は色んな人に迷惑をかけて申し訳なかった。
すいません。


7月4日(火)

撮影が終わり、「ワークテープおこし」という作業。
まあ、早い話、撮った素材を全部見ましょうの会。
本当は、編集するために、マスターテープから編集用テープを作る作業。
ちぐはぐする所があったり、色々と見えたな。
ただ、一連をつなげないと判断できない所もあるから、これからの編集作業でどうなるか。

あ、白髪が増えた

by genn1224 | 2006-07-04 21:43 | 日記